ミヤマシロチョウ |
ミヤマシロチョウを観察するのが目的だ。先週常念岳に登って脚の痛
みもまだ残っている。体調もいまひとつ。
それでも出かけたのには理由がある。
僕の蝶の師匠とも言えるTさんからメールを頂いた。この暑さのせいも
あるのだろうが、体調を崩されたという。
師匠は毎年夏、この浅間山地に出かけミヤマシロチョウを撮影するの
を楽しみにしている。それがことしは出かけられない。残念さがあふれ
たメールだった。
それなら僕が代りに行って、現地の様子を見て来よう。まあ、いわば”代
参”?である。
常念の疲れが残っていたのか、前日からお腹の調子がよくない。それ
でもなんとかなるだろうと考えた。山を登ってすぐ、登山靴の靴底がぱ
かっと剥がれるトラブルにも見舞われた。
あまり無理はしないで脇道に入ると、アザミの花がいっぱい咲いてい
た。そこにミヤマシロチョウがやって来た。うれしかった。
地元の「守る会」の方のパトロールに会った。今年は去年の10分の1
以下の発生だという。
Tさんが暑い夏を乗り切って、来年はまた復活したミヤマシロチョウを
撮影している姿を思い浮かべた。 ”代参”の役目も果たせたかなと思
った。
そろそろミヤマシロチョウの季節です。
2年前、ここでお会いしたパトロール中の者ですが、千葉県から来られた貴殿と出遭ったことも覚えてました。
今年も是非お越し下さい。
ただし、今年は2015年より、もっと発生数は少ないと思われますので宝探しの感じがします。
コメントありがとうございます。ミヤマシロチョウでは
お世話になりました。「浅間の煙」さんのブログはずっ
と拝見しております。ご闘病のブログではご快癒を陰な
がら祈っておりました。本当に良かったです。
ミヤマシロチョウ危機的な状態ですね。また訪れたいと
思っています。