ミドリシジミ 秋ヶ瀬公園 |
朝一番の電車に乗って行き、6時45分に到着した。公園の駐車場
を見ると既に満車状態。すごいな、さすがだなと思った。
公園に入るとずらりとカメラマンが三脚を立てて並んでいる。総勢
30人ほど。皆さん600ミリから1000ミリの超望遠レンズを
構えている。
何かと思ったら、ふくろうの写真を撮る方たちだった。その列から
離れて公園を散策する。下草を丹念に見るが、一向にミドリシジミ
が見つからない。
ところどころ開けた空間のハンノキの梢にはちらちら飛ぶ姿がいく
つも見られるのだが、下草に下りている個体は見つからなかった。
きのうの夜の気温が高すぎてあまり下には下りなかったのだろうか。
仕方がないのでハンノキの個体を狙ってみた。
秋ヶ瀬公園には以前ミドリシジミのシーズンには来ていた。とても
素晴らしい観察地だった。それが公園が荒れミドリシジミが激減し
て、ああもうここはダメだなと思って行くのを止めてしまった。
昨年あたりから大分増えていますよという声を聞き、きょう訪ねて
みたのだった。
でも、かっての面影は失せたままだった。ちょっと残念だった。
かっては公園の道を歩くだけであちこちでエメラルドの翅を広げる
個体が見られた。メスのA型、B型、AB型、O型を1時間くらい
の観察で撮影したこともあった。素晴らしかった。
秋ヶ瀬公園はミドリシジミの観察地として復活しているのだろうか。
HP「蝶のいる風景」もどうぞ。
ふくろう撮影の方たち