ヒメアカタテハ 庭の客 |
掃除を終えて庭に出てみると、ヒガンバナがそろそろ終わりにな
って来た。ことしはこのヒガンバナに黒いアゲハが来てくれなか
った。寂しい秋だ。
と、思っていたら、ブットレアにヒメアカタテハが来て、一生懸
命花の蜜を吸っていた。よほどお腹が空いていたのだろう。
太陽が出て来て良かったなあと思わず、声をかけてしまった。
キバナコスモスにも2頭、ヒメアカタテハが来ている。
我が家の庭には、アカタテハやヒメアカタテハが年に1度くらい
やって来るが3頭も来たのは初めてのことだ。どこか近くで発生
したのだろうか。
うれしくなってカメラを取りに戻り、慌てて撮影した。
先日、NHK俳句を見ていたら、
千頭の蝶の標本 ひがみなり
という俳句が紹介されていた。ひがみというのは日雷(ひがみ)
でかみなり、稲妻のことである。うまい句だなあと思った。
選者は夏井いつきさん。民放の俳句番組ですっかり人気者になっ
て、小粋な着物姿、断定的な物言いが魅力だが、NHKではまた
違ったたたずまいなのも面白い。
我が家の庭ではツマグロヒョウモン、ヤマトシジミも元気に飛び
回っている。
HP「蝶のいる風景」もどうぞ。
ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハ
ちょっと傷んだヒメアカタテハ