ヒメイチモンジセセリ |
来た。会員の写真展の他、「絶滅危機のチョウを守る」「チョウの写真
撮影法」というミニ講演があって、とても参考になった。
その会場で横浜市の宮野功輝君が蝶の切り絵の腕前を披露してい
た。色紙をハサミひとつで巧みに細工していくのだが、2、3分であっと
いう間にクロアゲハ、オナガアゲハ、アサギマダラが出来上がる。
みんな「ワーッ」と歓声をあげるほどの素晴らしい出来栄えである。
宮野君は6歳、幼稚園の年長さんだという。
2歳前からおじいちゃんに連れられてチョウ取りに出かけたという。
蝶がとっても大好きで、今は図鑑に載っている日本の蝶はすべて頭
に入っているそうだ。
片手に保全協会が発行した「日本のチョウ」を持っていたが、毎日ペ
ージをめくっては遊んでいるのだろう。ボロボロになっていた。
宮野君が大人になっても蝶と遊べる豊かな自然が残っていてくれれ
ばいいなと思った。