ホリイコシジミ |
もともとアフリカやインド、東南アジアなど広く生息する蝶だが、
わが国では1969年小笠原で初めて採集された。(藤岡知夫
「日本の蝶」)
ここ数年は石垣島でも稀に採集されているようだが、2009年
のことしはホリイコシジミが大発生していた。
海岸近くの牧場の脇や山の遊歩道などランタナの群落がある
ところにはこの小さな蝶がちらちら、ちらちらと飛んでいた。
蝶の中で最大といわれるのはパプアニューギニアに生息する
アレクサンドラトリバネアゲハで開帳が最大28センチにも達す
る。
ホリイコシジミはわずか1センチ足らず。ちらちら飛ぶと、すぐに
見失ってしまうほどだ。