オオルリシジミ 安曇野の公園で |
オオルリシジミというと昔、小諸市の田んぼのあ
ぜ道で追いかけた日のことを思い出す。
クララのまわりに何頭かが発生していた。活発に
飛び回るこの蝶は里山の風景そのものだった。
そのオオルリシジミがいつの間にか保護地でしか
見られなくなってしまった。最近東御市などでは
保護地以外でも、少し自然発生が見られるという
がどこも絶滅の危機にあるのは間違いない。
クモマツマキチョウの観察を早めに切り上げ、安
曇野市の保護地になっている公園に行ってみた。
池の周りにクララが植栽され、そこに飼育した蛹
を放して成虫を羽化させる。
時期がもう少し遅いこともあったが、5、6頭の
オオルリシジミが辛うじて舞っていた。
蝶友の話では今年は飼育がうまくいかず発生数そ
のものが少なかったという。この公園では自然発
生を期待して努力を重ねているようだが、なかな
かうまくは行かないようだ。
オオルリシジミが少し気の毒なような気がして来
た。そう言えば飛び回る姿に元気がないようにも
思えた。
HP「蝶のいる風景」もどうぞ。
オオルリシジミ
オオルリシジミ
オオルリシジミ
オオルリシジミ
オオルリシジミ
オオルリシジミ
オオルリシジミ
産卵するオオルリシジミ