ルーミスシジミ ムラサキ3兄弟の同衾 |
に出かけた。
実はNさんは11月23日(金)にルーミスシジ
ミとムラサキツバメ、ムラサキシジミのムラサ
キ3兄弟が仲良く一つの葉の上で越冬態勢に入
っている”奇跡的”なシーンを見つけた。その刺
激的な”事件”は2日後、駆け付けたお仲間のブ
ログにも紹介され、ちょっとした騒ぎにもなっ
た。
その後、3兄弟はどうなっているのか。確認に
行くNさんに同行させて頂いたのだ。
現地に着くともう5人の方が来ていた。皆さん
狙いは一緒。Nさんの「ここですよ」という木
の枝の上を見ると、いたいた、3兄弟がじっと
眠っていた。
一番手前はルーミスシジミ、真ん中がムラサキ
ツバメ、一番奥でかなり見にくかったがムラサ
キシジミの赤い触角が覗いていた。しばらく気
温が上がるのを待った。
午前11時、気温が15度くらいになると真ん
中のムラサキツバメがもぞもぞと動きだした。
そしてぱっと飛び立った。少し空間が出来て余
裕が出来たのかルーミスが少しずつ翅を広げ、
間もなくこれも飛び立った。
11時半過ぎ、一番奥にいたムラサキシジミが
少しずつ明るいところに出て来て翅を広げると
これも飛び立った。
「3兄弟の巣立ちか」と3人の方が引き上げら
れた。ぼくらはもう少し観察することにした。
3兄弟は周囲をゆっくり飛んでは日光浴をして
いたが、正午過ぎになるとまず、ムラサキシジ
ミが越冬巣に戻って来た。そして12時15分
過ぎにはムラサキツバメも戻った。
後はルーミス。「戻ったらすごいね」と話して
いるとルーミスは期待を持たせながら巣の周辺
を飛び回っていた。しかし、1時頃2メートル
くらい離れた葉陰に止まると、何か樹液のよう
なものを吸うと、それからは翅を閉じ、じっと
動かなかった。ルーミスは結局、戻らなかった。
Nさんの意見では「明日になれば戻るよ」
とのことだった。
面白い観察が出来た1日だった。Nさん、あり
がとうございました。
HP「蝶のいる風景」もどうぞ。
この後睡眠態勢に入った
3兄弟が一緒に・・・ですか!?凄い!
貴重なシーンを見せていただきありがとうございます^^
ルーミスとムラサキ兄弟が一緒に越冬態勢に
入っているのはとても珍しいと思いました。
気温が上がると飛び立って、しばらくすると
また、同じ場所に戻って来る。この繰り返し
は不思議ですね。
貴重な写真を見せて頂き有難うございました。
最初に見つけたのが11月23日、それから
1週間以上経っているのでどうかなと思いま
したが、3兄弟が揃って冬眠していました。
気温が高くなると越冬の葉をいったん離れ
また、同じ場所に戻るのは本当に不思議です。
やはりまた3頭集団になっていたんですね。
ルーミスは前回も途中までしか戻らなかったのに、いつの間にかちゃんと元に戻っているなんて面白いですね。
3種の中でルーミスが1番放浪癖が強いのでしょうかね?
naoggioさんたちが観察されてから1週間
経っているので、きっともう離れ離れだろ
うと思っていました。ところが、3兄弟が
揃って同じ場所にいたのでびっくりでした。
ルーミスだけ戻るのが遅いのは、やっぱり
放浪癖が強いのですかね。それでも戻って
くる。聖書にある「放蕩息子の帰還」でし
ょうか??不思議です。
11時から12時半くらいまで日が当たり
その後は陰ってしまいます。だから、その
時間に合わせて戻るのでしょうか。ルーミ
スだけずれるのは不思議です。この後も
3兄弟が一緒になったのか、興味がありま
す。
ルーミスだけの集団はなくなってしまったのでしょうか。
3種の集団は貴重ですが、タイミング次第のようなので、ルーミスの集団が見れない場合は今年は断念ですかね。
3兄弟その後どうなったですかね。気に
なります。ルーミスは5頭の越冬集団が
いましたが、かなり高いところで、撮影
した写真がボケボケのひどい写真でした
ので、ブログでは使いませんでした。