ムラサキシジミ 師走寒波ゆるむ |
今日(12月18日)は最高気温が12度くらいま
で上がると言う。平年の年の瀬はこんなものか。
朝からムラサキ兄弟の観察に出かけた。
9時半ころポイントに着いたが、まだちょっと気
温が低く飛び回る姿は見られなかった。日当たり
が一番良い、歩道橋のポイントに行ってみた。マ
テバシイの周りを飛び回るムラサキツバメが2、
3頭見られた。10時頃になると少し数が増えて来
た。このところオスの観察が多かったが、今日は
メスも見られうれしかった。
1時間ほどして最初のポイントに戻るとムラサキシ
ジミがきれいな翅を広げていた。ブルーの翅が鮮
やかだった。地元の方が来られて、そばにムラサ
キシジミが1頭眠っているのを教えてくれた。葉
の陰にしっかり潜り込み、ずっと動かないと言う。
歩道橋でも鉄骨とコンクリートの間の隙間にしっ
かりしがみついているムラサキツバメがじっと潜
んでいた。
14日に来た時は5,6頭の越冬集団が二つ見ら
れたが、ばらけたのかなくなっていた。
隣の公園に移動する。ムラサキシジミとムラサキツ
バメが落ち葉の上で日向ぼっこをしていた。こちら
のムラサキシジミとムラサキツバメは翅の色が少し
あせていた。
びっくりしたのはこの近くに10頭近い越冬集団が
いた。こんなところにと思うような場所だった。
最後に立ち寄った場所では、前回、前々回も見つか
った2頭がまったく同じ葉でじっとしていた。日が
当たると少しもぞもぞしたが、飛び立とうとはしな
かった。もう3週間近くになる。
晴れて、気温が上がるとまだまだムラサキ兄弟は楽
しめそうだ。
HP「蝶のいる風景」もどうぞ。
今日は師走寒波の合間で寒さがゆるみ、蝶たち
も気持ちが良かったのでしょうか。それでも昼
を過ぎると、越冬の場所に戻っていくのか飛ぶ
固体が急に少なくなりました。
ことしはムラサキシジミが少なくてなか
なか良い写真が撮れませんでしたが、今
日は出会いがありました。
越冬集団はばらけたり、また、集まった
りを繰り返したりして段々少なくなって
います。これからも観察をしたいと思っ
ています。