ムラサキシジミ 冬本番 |
が降った。横浜では初雪だったという。前日の
金曜日、妻と東京都美術館に「コートールド美
術館展」を見に行った。印象派を中心に充実し
た美術展だったが、ゴッホの「花咲く桃の木々」
が心に沁みた。
日本にあこがれたゴッホはアルルに滞在中、果
樹園の画を何点か描いている。この画はいわゆ
るゴッホの画とは違って、日本の春を思わせる
穏やかで優美なイメージが広がる。ゴッホの心
も平穏で、きっと日本への思慕の気持ちを込め
て絵筆を執ったのだろう。
その後、皇居東御苑の「大嘗宮」を見に行った
が長い行列の最後尾につくと、「2時間待ち」
と言われ、引き返した。
「大雪」も過ぎ、冬本番になった。ムラサキ兄
弟はどうしているだろうか。気になった。
今日は晴れてはいるが気温が低い。9時過ぎに
公園に着いたが、まったく姿がない。10時頃
になってやっとムラサキシジミが飛び出した。
紅いサザンカに立ち寄ってみると、ムラサキシ
ジミが熱心に吸蜜していた。
気温が低いせいだろうか。全体的に蝶の姿が少
なかった。白いサザンカはそろそろ盛りを過ぎ
て来たが、今日もここにはムラサキ兄弟は来て
いなかった。すぐ近くでウラギンシジミのメス
が翅を休めていた。
公園の一角にカメラを持った人が10人くらい
いたので聞いてみると、ミソサザイがいるのだ
という。珍しいことらしい。
少し歩き過ぎて、ちょっと疲れた。帰りがけに
ムラサキツバメの越冬集団を覗いてみたら、5
日前と同じく11頭がじっとしていた。
HP「蝶のいる風景」もどうぞ。









サザンカにも吸蜜に来てくれて、撮影していてもうれしいですよね。
11頭のムラサキツバメの越冬個体は、上から撮影できて良い場所ですね。
葉が落ちる前に暖かい日があって、無事引っ越しできるといいですね。
今の時期咲いている咲いてい」花がな
いので、サザンカにムラサキ兄弟が来て
いるとうれしいです。越冬集団は道路に
張り出した高さ1・5メートルくらいの
ところにあるので、通行人が触れないか
ハラハラです。これからどうなるのでし
ょうか。