オオムラサキ 失敗の巻 |
「風任せ自由人」さんから「オオムラサキの羽
化の瞬間に立ち会えるかもしれませんよ」とあ
りがたい情報を頂いた。ゼフはちょっと早そう
なのでオオムラサキの森に出掛けることにした。
朝8時に一番乗りだった。間もなく職員の方が
みえて、袋掛けのオオムラサキの蛹を見て「早
ければ3時間くらいで羽化するでしょう」と教
えてくれた。昨日の夕方は4頭可能性があった
ようだが、思ったより気温が高く3頭はすでに
羽化してしまってこれが虎の子だった。
諸先輩のブログを拝見すると神秘的な羽化の瞬
間がアップされていて、よし、今日はこれ1本
に狙いを絞ろうと決めた。クヌギの樹液も点検
したが、まだ早いせいかオオムラサキは来てい
なかったのですぐ戻った。
間もなく「風任せ自由人」さんが来られた。9時
過ぎには東京や千葉からのカメラマンも集まり
10人くらいになった。ブログでお世話になっ
ている「Koriels Macrophoto」さんも来られ
ご挨拶させて頂いた。
後は待つだけ。2時間なのか、3時間なのか、
時として7時間なんてこともあるらしい。蛹の下
で待つこと2時間、10時過ぎだった。「樹液に
オオムラサキのオス、メスが来ているよ」と大声
が聞こえた。迷ったがちょっと離れた樹液の方に
急いだ。メスが1頭だけいたが、暗く条件は良く
ない。引き返せば良かったのだが、翅を開いた写
真を撮りたい欲が出て、つい粘ってしまった。
「早く開け」「開かないなあ」。粘る。
すぐに携帯が鳴った。自由人さんから「羽化が始
まった」という連絡だった。慌てて戻ったが羽化
はアッという間に始まって、終わっていた。
蛹にぶら下がって翅を伸ばすオオムラサキがいた。
取り囲んでいた皆さんは「今日のは良かった」と
口々に興奮していた。
蝶の撮影では失敗ばかりだが、今日もやってしま
った。「風任せ自由人」さんにはご迷惑をかけて
しまった。申し訳ありませんでした。
梅雨最中の昨日、庭の片隅に羽化したばかりのツ
マグロヒョウモンがいた。こちらもその瞬間には
立ち会えなかった。
HP「蝶のいる風景」もどうぞ。
自分の不注意でご迷惑をお掛けすることに
なってしまい申し訳ありませんでした。
来年また挑戦する楽しみが出来ました。
コロナはちょっと心配な状況になって来ま
したね。感染爆発が一気に来なければいい
のですが。
その分来年撮れた時の喜びが増して、良い思い出になるのではないでしょうか。
ご自宅の庭でのツマグロヒョウモンの羽化は、ねらって撮れるものではない分貴重なチャンスですね。
地元のオオムラサキは今年不作なので
写真が撮れただけども満足しないとい
けませんね。ツマグロヒョウモンは庭
で毎年羽化するのですが、その瞬間と
なるとやっぱりむつかしいですね。
失敗ってなんだろう?と思っていました^^;
今年初のオオムラサキ
羽化までにはまだ時間があるしその間
別の個体を撮影しておこう
私も同じ行動をしていたと思います。
羽化するシーンに出会える場所があるということはとても羨ましいです。来年の目標ができましたね♪
悔しさや落胆した気持ちも痛いほどよくわかります^^;
蛹の下でじっと2時間待っていて、ちょ
っと他に目を奪われたために…。まあ
いつまで悔しがっても仕方がないので
来年また挑戦してみます。ツマグロヒョ
ウモンは庭で何度か羽化直後を見たこと
があります。見つける時はいつもこんな
感じです。
2時間じっと待っていてもダメ、直前にここ
残られてタイミング良く撮影された方も何人
かおられました。まあ、ツキの問題でしょう
か。今年もたくさん蝶との出会いがあるとい
いなあ。コロナ消えてなくなれ。
わかってはいても、ついつい他に気を取られてしまうことが多いです。
それに飼育しているとだいたい人の気配のない時を狙って出てきているのではないかと思うこともしばしばです。
次回はその瞬間を見ることができるといいですね。