春を待つ蝶たち |
近くの公園の桜もやっとほころんで来たところだ。ちょっと肌寒い日
が続き、越冬後のルーミスシジミを探しに行ったり、佐倉にコツバメ
を見つけに行ったが、このところ空振りばかりだった。
きょうは久しぶりに暖かい。午後から歯科医の予約をしてしまったの
で、午前中近くの公園を覗いてきた。これだけ暖かいとひょっとした
らツマキチョウも出ているかもしれないと思ったのだが、それはフラ
イングだった。
それでもスジグロシロチョウが何頭も飛んでいた。これは最近羽化し
たばかりの蝶。ルリシジミもいた。
冬を越した蝶たちはルリタテハ、キタテハ、テングチョウが日光浴を
楽しんでいた。久しぶりの暖かい日の光だ。
木立を見て行くと、ここでもムラサキシジミ、ムラサキツバメが翅を
広げていた。ムラサキツバメは椿のしなびた花弁で吸蜜をしていた。も
うちょっときれいな椿だったらきれいな画になったのに。
1時間ほどいて帰宅すると、庭の敷石の上に大きなツマグロヒョウモン
の幼虫が日向ぼっこをしていた。冬の間どこに潜っていたのだろうか。
スミレの傍に移してやると、むさぼるように食べていた。よほどお腹が
空いていたのだろう。ツマグロヒョウモンの幼虫は4匹見つかった。
幼虫探しをしていると、モンシロチョウも飛んできた。いよいよ春の到
来だ。
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スジグロシロチョウ

枯れ椿に来たムラサキツバメ

ムラサキシジミ

テングチョウ

キタテハ