ウラクロシジミ 北陸の蝶① |
蝶の観察を楽しんで来た。蝶友から「ゼフがた
くさん見られますよ」とお誘いを受け、二つ返
事で同行をお願いした。蝶友は宿の手配から、
レンタカーの手配、現地の情報、詳細な地図の
収集などすべてやってくれた。ありがたいこと
だった。
天気予報はあまり芳しくなかったが、現地入り
した16日は一日雨だったが、他の日はまずま
ずの天気だった。
ジョウザン、アイノ、エゾ、メスアカなど緑系
のゼフィルスは今年は発生が少し遅れ、発生が
始まったばかりだったが、フジミドリシジミ、
ウラクロシジミは今が真っ盛りという感じだっ
た。特にウラクロシジミの豊産は目を見張るほ
どだった。
ウラクロとの出会いは新潟などで何回かあるが
これまで傷んだ個体ばかりだったが、今回は羽
化間近の新鮮な個体が多く、うれしい観察だっ
た。食樹のマルバマンサクがあちこちに見られ
午後になると真珠シジミの異名のように銀白色
に輝く翅をきらめかせながら飛びまわる情景は
美しく、3時を過ぎるといくつもの個体がもつ
れ合うように乱舞していた。
体調が万全ではないのに毎日早朝から夕方まで
車の運転をかってくれ、ポイントを回ってくれ
た蝶友の好意に感謝するばかりだった。
HP「蝶のいる風景」もどうぞ。








