ムラサキツバメ そろそろ越冬準備 |
昨日、今日とちょっと暖かい。ムラサキツバメやムラサキシジミは
どうしているだろうか。
気になって習志野市の公園に出かけた。
先日、11月にしては52年ぶりとかの雪が降った。我が家の庭は
皇帝ダリアが満開で、散歩に来る保育園児たちが「きれいだねえ」
と褒めてくれていた。まだ蕾もたくさんあって、12月初めまで楽
しめるかなあと思っていた。
それが朝起きてみると、見るも無残に皇帝ダリアが折れていた。
太い幹が3本、それに枝も。わずか2、3センチの積雪だったが、
もろさと雪の重さのすごさを実感させられたのだった。
ムラサキツバメやムラサキシジミはあの雪で大丈夫だったのだろうか。
9時頃、公園に着いた。先着の方がふたり見えていた。先月もご一緒
させて頂いた方だった。すぐにムラサキツバメが舞い降りてきた。少
し傷んでいるが、開翅するとまあまあの個体だった。
「あそこに越冬の個体がいますよ」と教えてくれた。見上げると、ク
ヌギの黄色い葉に10頭近くのムラサキツバメが集まっていた。すぐ
そばに3、4頭もかたまって身を寄せ合っている。
教えて頂かないと、すぐには分からない。
それでもこのクヌギの葉もあと1週間もすれば散ってしまいそうだ。
この個体たちはそれまでに新しい引っ越し場所を見つけてそこで寒さ
をしのぐのだろうか。心配になった。
もう1か所も数頭が集まっているところがあった。「2時ころになる
と集まって来ますよ」と教えられたが、正午を過ぎると雲が厚くなっ
て少し気温が下がって来た。
早めに引き上げることにした。
きょうはムラサキツバメの美しい開翅やウラギンシジミを観察出来た。
あの雪にも負けずに元気だった。

ムラサキシジミ

ムラサキシジミ

ムラサキツバメ

ムラサキシジミ

ムラサキシジミ

ムラサキシジミ

ムラサキツバメ

ムラサキツバメ

落ち葉に紛れて…

黄色い葉の中で身を寄せ合う。

ウラギンシジミ