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2017年 05月 30日
2017年5月28日(日) オオルリシジミというと昔、小諸市の田んぼのあ ぜ道で追いかけた日のことを思い出す。 クララのまわりに何頭かが発生していた。活発に 飛び回るこの蝶は里山の風景そのものだった。 そのオオルリシジミがいつの間にか保護地でしか 見られなくなってしまった。最近東御市などでは 保護地以外でも、少し自然発生が見られるという がどこも絶滅の危機にあるのは間違いない。 クモマツマキチョウの観察を早めに切り上げ、安 曇野市の保護地になっている公園に行ってみた。 池の周りにクララが植栽され、そこに飼育した蛹 を放して成虫を羽化させる。 時期がもう少し遅いこともあったが、5、6頭の オオルリシジミが辛うじて舞っていた。 蝶友の話では今年は飼育がうまくいかず発生数そ のものが少なかったという。この公園では自然発 生を期待して努力を重ねているようだが、なかな かうまくは行かないようだ。 オオルリシジミが少し気の毒なような気がして来 た。そう言えば飛び回る姿に元気がないようにも 思えた。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  オオルリシジミ
 オオルリシジミ
 オオルリシジミ
 オオルリシジミ
 オオルリシジミ
 オオルリシジミ
 オオルリシジミ
 産卵するオオルリシジミ
2017年 05月 29日
2017年5月28日(日) 新緑の北アルプスに出かけた。 今年はクモマツマキチョウの発生がかなり遅れて いるという。出発前、南アルプスにするか、北ア ルプスにするか迷った末の判断だった。 午前4時自宅を出発、いつものように息子夫婦に お願いしてのクモツキ探索だ。 8時前現地に到着した。新緑がまぶしく、北アル プスの峰々が残雪を抱きまぶしく輝いている。 天気は絶好だ。 蝶友からいつものポイントは河川の改修工事でダ メと聞いていた。立ち寄ってみたが惨憺たる状況 でここはまったく期待出来ないと思った。 近くのいつも数頭が遊んでくれる場所に移って1 時間ほど粘ってみたがここもまったくクモツキの 姿が見られなかった。河川改修の影響が出ている のだろうか。今年は発生がかなり少ない感じがし た。 少し標高を上げてみた。するとすぐにクモツキが 姿を現した。発生間もないような新鮮なメスでハ タザオの周辺をゆったり飛んでいる。 オスもやって来た。このオレンジ色の可憐な蝶は やっぱり美しく、蝶愛好家の心をくすぐる。 少し粘ってみよう。 すると、今度はオスがメスに求愛するシーンがあ った。しかし、メスは気に入らないようで愛の告 白を受け入れない。しばらくもつれ合うようにし ていたが、オスはあきらめて去って行った。 見上げると青空がまぶしい。この青空、新緑、残 雪に囲まれて今年もクモマツマキチョウに出会え た幸せを噛みしめたのだった。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  クモマツマキチョウ♀
 クモマツマキチョウ♀
 クモマツマキチョウ♀
 クモマツマキチョウ♀
 クモマツマキチョウ♀
 クモマツマキチョウ♀
 クモマツマキチョウ♀
 クモマツマキチョウ♂
 クモマツマキチョウ♂
 クモマツマキチョウ♂
 クモマツマキチョウ♂
 クモマツマキチョウの求愛
 求愛を拒否する♀
 ♀に拒否され去って行く♂
2017年 05月 24日
2017年5月23日(火) 体調も少し回復して来たので、裏高尾を散策して 来た。本当はもう1週間早ければ良かったのだろ う。春の蝶はそろそろ終盤に入りかけていた。 ウスバシロチョウはまだかなり飛んでいたが、斜 面を飛び回るばかりで一向に止まる気配はない。 カラスアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、オナ ガアゲハも飛んでいたが、つつじの花も終わって 集まってくれる花がなくなっていた。このところ 雨もなく林道もからからに乾き、良い吸水ポイン トも見当たらなかった。わずかにオナガアゲハが 吸水していただけだった。 収穫と言えばクモガタヒョウモンがいたことだ。 ここでは毎年見られるがその数はとても少ない。 しかし、他の方のブログを見るとクモガタヒョウ モンのことに触れている記述がいくつかあったの で、ことしは高尾周辺のクモガタヒョウモンが少 し増えているのかもしれない。そうだとうれしい のだが。 僕がクモガタヒョウモンの撮影をしていると、網 を持った熟年が近づいてきたが、さすがに横から ネットを振ることはなかった。クモガタは警戒し たのかどこかに飛び去って行った。 ミスジチョウはかなり多く見られたが、全体的に 蝶の数は少なかった。裏高尾は新緑が深緑に変わ ってとても気持ち良かった。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  クモガタヒョウモン
 クモガタヒョウモン
 ミスジチョウ
 イチモンジチョウ
 コミスジ
 サカハチチョウ
 オナガアゲハ
 オナガアゲハ
 ダイミョウセセリ
 ヒメキマダラセセリ
 コジャノメ
2017年 05月 22日
ハルジオンの草原でクモガタヒョウモンを追いか けていると、ナミアゲハが元気よく飛んで来た。 春型の美しい個体だ。すぐそばにはウスバシロチ ョウも吸蜜していた。この蝶も5月に現れて、す ぐに姿を消してしまう。今の時期しか見られない 蝶だ。 キチョウやモンキチョウ、そして長い冬を越して 次の世代に命を繋ごうと懸命に生きているアカタ テハやテングチョウもいた。アカタテハはもうボ ロボロだがなんかとても愛おしい。 ハルジオンの草原はアザミの園と同じように蝶た ちのお気に入りの場所だ。 帰る前にもう一度アザミの園に戻ってみた。 相変わらず黒いアゲハが次々とやって来る。 オレンジ色の蝶が飛んでいた。クモガタヒョウモ ンだった。本当に今年はクモガタヒョウモンとの 出会いが多かった。 師匠は「こんなにクモガタヒョウモンが多いのは 久しぶりだ。この十年で一番多い」と驚いていた。 「あれ、また来た」と僕が言うと、「あっ、あれ はウラギンヒョウモンだ」と師匠。ウラギンヒョ ウモンまでアザミの園にやって来た。 本当に楽しい時間だった。自然の神様の粋な演出 としか思えなかった。きっとガンと闘病中の僕ら を励ましてくれたのだろう。そうとしか思えなか った。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  ナミアゲハ
 ナミアゲハ
 ナミアゲハ
 ウスバシロチョウ
 ウスバシロチョウ
 キチョウ
 モンキチョウ
 モンシロチョウ
 アカタテハ
 テングチョウ ウラギンヒョウモン
ウラギンヒョウモン
クモガタヒョウモン♂
2017年 05月 21日
ハルジオンの草原の女王はクモガタヒョウモンだ ろう。一面に咲き乱れるハルジオンの花々の間を 軽快に飛んで行く。オレンジ色の翅が美しい。 アザミの園で次々現れる黒いアゲハと戯れた後、 「少し移動しましょうか」という師匠の言葉で僕 らは林道を遡ってハルジオンの草原を散策するこ とにした。 抗がん剤の副作用で体調が悪かった師匠は新しい 抗がん剤に切り替えたところ、それまでの副作用 が嘘のように消えた。足取りはぼくよりずっと軽 快だ。その抗がん剤は目の玉が飛び出るほど高価 なのだが、ありがたいことに高額医療費の補助制 度のお蔭で誰でも使えるのだ。 そんな話をしていると、早速クモガタヒョウモン が姿をみせた。 ぼくは5月のこの時期、クモガタヒョウモンとの 出会いを毎年楽しみにしているが、それでも一日 歩いて1頭か2頭出会えれば幸運だ。まったくダ メな年もある。きょうはその出会いに大いなる期 待をしていたが、早速のお出ましに胸が躍った。 いつもは目の前をすうっと飛んで行ってなかなか シャッターチャンスを与えてくれないが、どうい うわけかハルジオンにゆっくりと止まってくれる。 次に行った草原では大きなメスが目の前に現れぼ くらを驚かせた。師匠も「メスとの出会いは本当 に久しぶりだよ」とニコニコだ。 最後にアザミの園にもう一度戻ると、そこにもク モガタヒョウモンが吸蜜に訪れた。まさにクモガ タ・フィーバーとも言えるような一日だった。 「きっと師匠と僕がガンを克服して元気になるよ うに励ましてくれているんですよ」と僕は言った。 (続く) HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  クモガタヒョウモン♂
 クモガタヒョウモン♂
 クモガタヒョウモン♂
 クモガタヒョウモン♂
 クモガタヒョウモン♂
 クモガタヒョウモン♀
 クモガタヒョウモン♀
 クモガタヒョウモン♀
 クモガタヒョウモン♂
 湿地で吸水するクモガタヒョウモン
 アザミで憩うクモガタヒョウモン
 クモガタヒョウモン♂
 アザミのクモガタヒョウモン♂
2017年 05月 20日
「アザミの花が咲き始めましたよ。来ませんか」 と蝶友からお誘いを受けた。 「行きまーす」と二つ返事、飛んで行った。GW 後、体調を崩してまだ万全ではないが、うれしい お誘いだ。蝶友と気軽にいうが、実は僕の蝶の師 匠なのだ。 毎年5月、北関東のアザミの園に出かけて行く。 実は僕も師匠もガンの”戦友”で、いつもアザミに 囲まれた草原でのんびり座って「生きていて良か ったねえ」「生きるって幸せだねえ」などとのん びり語り合う。サンドイッチなどを食べながら他 愛のないおしゃべりをする。 そんな僕らの周りを蝶たちが励ましにやって来て くれるのだ。蝶の神様は粋なのだ。 アザミが本当にきれいに咲いている。桜ならもう 少しで満開というところだ。こんな桃源郷のよう な場所はなかなかない。 黒いアゲハたちがやって来た。皆羽化間近のよう な新鮮な個体ばかりだった。黒いアゲハはつつじ が良く似合うが、このアザミもまたコラボレーシ ョンとしても最高だ。(続く) HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  カラスアゲハ
 カラスアゲハ
 カラスアゲハ
 カラスアゲハ
 クロアゲハ
 クロアゲハ
 オナガアゲハ
 オナガアゲハ
 ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハ
カラスアゲハ
カラスアゲハ
モンキアゲハ
モンキアゲハ
ジャコウアゲハ
2017年 05月 09日
自転車で出かけようとして、裏の出入り口を開 けようとしたら、ふと目に留まったものがあっ た。自転車を置いて、近づいてみると蝶の翅だ った。 黒い大きな翅で赤い特徴的な紋がある。どうや らナガサキアゲハのようだ。近くに残りの部分 がないか探してみると、3メートルくらい離れ たところに下翅があった。 ナガサキアゲハは我が家では珍しいアゲハであ る。ここ数年分布拡大を広げ北上しているが、 我が家の庭で目撃するのは年に数回だ。 それがどうして。 どうやらこれは鳥の被害にあったとしか思えな い。多分犯人はカラスだろう。 家の近くに単身者のワンルーム・アパートが出 来、ゴミ出しが問題になっている。ゴミを目当 てにカラスが最近居座っているのだ。 蝶がカラスの被害に会うケースは最近よく耳に する。ゴミ箱の管理が厳しくなり、昔ほどカラ スがゴミ箱から食べ残しの食糧などを調達する ことが難しくなった。エサのないカラスは以前 は見向きもしなかった蝶などを狙うようになっ ているというのだ。 気の毒なナガサキアゲハ。カラスに襲われたの だろうか。  落ちていた上翅
 落ちていた下翅
2017年 05月 08日
GWが終わってやっと静謐な日常が戻って来た。 つつじが終わらないうちに蝶の写真を撮っておこ うと横浜まで出かけた。 いつもはGWの前半に一度行ってみるのだが、今 年は季節の歩みが遅いからまだ大丈夫だろうと思 っていたが、そうではなかった。つつじはあらか た終わりかけていた。それでも少し状態のいい花 に期待して粘ってみる。しかし、蝶は数年前と比 べると年々少なくなって来ている。 それでもカラスアゲハが何頭か見られたのはうれ しかった。ミヤマカラスアゲハも見られるともっ といいのだが、ここではそれは高望みだ。 多かったのはジャコウアゲハ。これはあちこちで 飛んでいた。もう少し傷んでいた。ここではモン キアゲハも普通に見られる。うまく撮影出来れば 美しいのだが、腕が悪くなかなか良い写真は撮れ なかった。 クロアゲハも少ないながら見ることが出来た。 草原にはアオスジアゲハが元気よく飛び回ってい た。クスノキの新葉にはメスがさかんに産卵の飛 翔をしていた。産卵と言えばムラサキシジミのメ スがさかんにカシに産卵していた。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  カラスアゲハ
 カラスアゲハ
 カラスアゲハ
 カラスアゲハ
 ジャコウアゲハ
 ジャコウアゲハ
 ジャコウアゲハ
 モンキアゲハ
 モンキアゲハ
 クロアゲハ
 クロアゲハ
 キアゲハ
 キアゲハ
 アオスジアゲハ
 アオスジアゲハ
 サトキマダラヒカゲ
 ムラサキシジミ
2017年 05月 04日
季節の歩みは遅いようで意外と速い。この間ギフ チョウと言っていたのに、もうウスバシロチョウ の季節になっている。 裏高尾に行こうかなと思っていたがGWの最中で は人が多い。急遽埼玉の公園にプチ遠征すること にした。千葉からはこちらも遠い。 公園の一角にウツギが咲いていた。東屋の近くの ウツギはもう花が終わりかけている。もうひとつ のウツギはまだ花がある。きょうはここを観察の 拠点にしてみよう。 到着してすぐにウスバシロチョウがやって来た。 他の場所では飛んでばかりで花に止まってくれな いがウツギの花は誘因因子があるらしく次々とや って来ては翅を広げてくれる。 アオスジアゲハも次々飛んで来る。せわしいから 撮影がなかなかむつかしい。 2時間ほどウツギのそばで粘っていた。 ウツギが大好きなアオバセセリは姿を見せなかっ たがジャコウアゲハ、ダイミョウセセリ、ヒメウ ラナミジャノメ、スジグロシロチョウなどがさか んに吸蜜していた。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  ウスバシロチョウ
 ウスバシロチョウ
 ウスバシロチョウ
 ウスバシロチョウ
 ウスバシロチョウ
 ウスバシロチョウ
 アオスジアゲハ
 アオスジアゲハ
 アオスジアゲハ
 アオスジアゲハ
 ジャコウアゲハ
 ジャコウアゲハ
 ダイミョウセセリ
 ヒメウラナミジャノメ
 スジグロシロチョウ
 テングチョウもまだ頑張っていた
2017年 05月 01日
GWの始まり、きのうはチャマダラセセリの探索 に出かけた。 朝5時に家を出て、まずひたち海浜公園でネモフ ィラを見て、それから発生地に向かおうという欲 張りな計画だ。ところが6時半過ぎというのに常 磐道の友部インターでもう渋滞につかまり、海浜 公園に着いたころには駐車場に入るのに大渋滞。 やっと入場できたがネモフィラの丘は人で溢れて いた。1時間ほどいて早々に退散したが、僕らが 出たころはどの駐車場も大大渋滞になっていた。 すごいなあ、この人気。 発生地近くに着いたのは11時頃になっていた。 といっても詳しいポイントはまったく知らない。 「まあ、何とかなるだろう」という軽い気持ちだ。 それらしいところを求めて車で走っていると、道 路脇に県外ナンバーの車が5台止まっていた。大 阪、徳島もある。ここだ、ここだ、間違いない。 歩いてきた若者に声をかけると、「チャマダラセ セリを探している」という。広島から来たそうだ。 ここで粘ることにする。僕と妻、息子と嫁、4人 で手分けして探す。間もなく息子の嫁が「います よ」と大声で呼ぶ。あわてて駆け寄って行くと、 残念! ミヤマセセリだった。 またしばらくすると、今度は妻が「いますよ」と 呼ぶ。あわててかけて行くと、これもミヤマセセ リだった。2時まで粘ったがタンポポの花にやっ てきたのはモンキチョウだけだった。 近くを2か所ほど探索したが、目撃も出来なかっ た。この場所に何度も来ているという水戸の方の 話では、「発生はあと1週間先ですね」とのこと だった。出会った5人の方はだれも今日は目撃し ていなかった。 近くでは桜が満開。ここも春の歩みが大幅に遅れ ているのだろうか。残念、残念!! しかし、帰宅後他の方のブログを拝見すると美し いチャマダラセセリが撮影されていた。この近く でやっぱり発生は始まっているのだろう。 反省!反省! HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  これはミヤマセセリ
 これもミヤマセセリ
 モンキチョウ
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