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2018年 07月 25日
小さい時昆虫少年だった孫が6年生になった。 家族から「おじいちゃんの2代目だね」と言わ れ、僕もまんざらではなかったが、今は昆虫に は見向きもせず、野球少年になっている。学校 のない日はすべて野球の練習だから、一緒にど こかに出かけることも出来ない。 その孫が先日のロッテ×楽天戦で始球式の投手 に選ばれた。野球場には行かれなかったが、ち ょうどBSで中継があったのではらはらしなが ら見ていた。孫は結構堂々としていて、キャッ チャーまで届くのかなと思っていたら、みごと にど真ん中のストライクで、思わず「えらい。 すごいよ」とテレビに向かって叫んでしまった。 炎天下厳しい練習が続いている。 それにしてもひどい暑さだ。「蝶々に行って来 る」と言ったら、妻から「熱中症で倒れるから 止めなさい」と怒られた。 蝶友から「ムモンアカシジミが出ていたよ」と 教えてもらった。北海道から帰ったばかりだが うずうずしたのだ。 詳しい場所は聞かなかったが、まあ何とかなる だろうと思って出かけたが、肝心のムモンアカ は見つからない。信州の里山を2時間歩いて、 本当に熱中症になるからもう帰ろうと思った時 木の間影に赤いものが目に入って来た。近づい てみると、ムモンアカだった。日影の葉で日差 しを避けるようにじっとしている。 周りにもいるはずだと探してみたが、この1頭 だけだった。しばらく撮影していると、パッと 飛び立ったが、一瞬蜘蛛の巣にかかりそうにな った。ハッとしたが自力で何とか振り払って、 樹上に飛び去った。 この酷暑では孫も大変だが、おじいちゃんも大 変?(物好きなだけでしょと言われるが)だ。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  ムモンアカシジミ(同一個体)   
2018年 07月 24日
北海道の冬は厳しい。少しでも冬を和らげよう と、先人の知恵で海岸線にはカシワの木などを 植え、防風・防雪林にした。開発で今は急速に 消えて来ているが、ところどころ残ったカシワ 林は今もゼフィルスの格好の発生地になってい る。 以前訪れた小樽の海水浴場のカシワ林は夕方に なるとキタアカシジミが乱舞していた。最近は キタアカシジミはなぜかあまり見られないとい う。 ゼフには少し時期は遅いが、殺気立ったオオイ チモンジよりは気分が良いだろうと、石狩浜に 向かった。かっては海岸まで車が入れたが、行 ってみるとゲートが出来ていて入れない。 「うーん、困った」。それでも車を降りてカシ ワ林のある海岸近くまで30分近く汗みどろに なって歩いた。 途中、ブッシュになった茂みを叩いて行く。 クサフジがたくさんあるのでカバイロシジミが いないかと期待したが、いたのはツバメシジミ とヤマトシジミ、ルリシジミばかりだった。 ニレの林があったが、その近くで黒っぽい蝶が 何頭か飛んでいた。よく見るとカラスシジミだ った。トラフシジミも吸蜜していた。 海岸には広大なカシワ林があった。小さな道を 入ってカシワを叩くと、ウラジロミドリシジミ がたくさん飛び出した。もう発生の盛期を過ぎ ているのか、擦れた個体が多かった。それでも ウラジロミドリの発生数は驚くほど多かった。 ちょっと大きなゼフが時々飛び出した。もう3 時頃なので叩いても上に上がるばかりで、下に は降りて来てくれない。ハヤシミドリシジミだ った。こちらもそこそこの個体が見られた。 1頭だけだったが赤い蝶が梢で飛んだ。ちょっ と遠く、やっと望遠で撮影したがウラミスジシ ジミだった。 きょうは採集者も誰もおらず、ひとりでゆっく りとゼフを観察したのだった。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  ウラジロミドリシジミ       ハヤシミドリシジミ    ウラミスジシジミ  カラスシジミ   トラフシジミ  ツバメシジミ  キバネセセリ  コキマダラセセリ  オオチャバネセセリ
2018年 07月 24日
北海道の旅は7月19日(木)~21日(土) の3日間だった。新千歳空港に着くのが遅く ゆっくり昼食も摂ったので、初日は層雲峡に 入ったのは4時頃になっていた。 オオイチモンジのポイントを覗いてみた。夕 方だったので期待していなかったが、林道に は採集ツアーの一行6人が徘徊していたので 宿にすぐ引き上げた。 20日は黒岳登山。21日も朝食後オオイチ モンジのポイントに立ち寄った。15メート ル置きくらいに白いネットが置かれ、陣取り をしていた。誰も近づけない雰囲気だった。 午前3時半に来たという。 土曜日なのでどこも採集者のネットで溢れて いた。層雲峡近辺はオオイチモンジを巡って 殺気立っている。 天気はあまり良くないし、嫌気がさして少し 時期は遅いがゼフでも探してみようとさっさ と転進したのだった。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。 オオイチモンジ
イチモンジチョウ
クジャクチョウ

コムラサキ
ミドリヒョウモン
サカハチチョウ
ヤマキマダラヒカゲ
クロヒカゲ
ヒカゲチョウ
ヒメキマダラヒカゲ
2018年 07月 23日
大雪山は今が高山植物の花盛りの時期だ。 頂上にあと一息という9合目に咲いているチシ マノキンバイソウの群落は疲れを癒してくれる し、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、エゾノ ツガザクラ、イワヒゲ、エゾツツジ、イワギキ ョウなどが素晴らしい天界の花園を作っている。 アサヒヒョウモンとの出会いを果たし、気持ち に余裕が出てくると登山道にはダイセツタカネ ヒカゲが舞っていた。曇り空も時々、青空がの ぞくようになった。 色彩からは地味な蝶だが、よく見ると素晴らし い大雪の高山蝶だ。これまでの黒岳登山ではウ スバキチョウも見られたが、今回は午前中天気 が悪く、風も強かったせいか、ウスバキチョウ は目撃出来なかった。コヒオドシもこの花園で は一番多いがやはりほとんど見かけなかった。 カラフトルリシジミもいなかった。 エゾスジグロシロチョウが見られたのは不思議 だったが、このくらいの高山にもいるのだろう。 花園に黒っぽい蝶がいて、あっという間に飛び 去ったがベニヒカゲかクモマベニヒカゲか確認 出来なかった。飛翔から多分クモマベニかなと 思った。 アサヒヒョウモンの出現を待っている時、花園 の遠くにキツネが現れ、ゆっくりと姿を消した。 幻のようでもあった。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  ダイセツタカネヒカゲ      コヒオドシ  エゾスジグロシロチョウ  花園に現れたキツネ
2018年 07月 22日
蝶との出会いはツキ、運、偶然など様々な要 素があるのだろう。1回のチャレンジでいとも 簡単に出会いを達成する愛好家もいれば、何度 挑戦しても女神が微笑んでくれない愛好家もい る。さしずめ僕は後者の方だろう。 アサヒヒョウモンとの出会いを求めて大雪山に 登るのは今度で4度目になる。 最初は2013年7月だった。銀泉台からコマ クサ平に登った。切り立つように見える雪渓は とても怖かったが、コマクサ平はその名のよう にコマクサが咲き乱れ、そこから見る大雪の山 並みは別世界だった。天気は絶好でウスバキチ ョウとダイセツタカネヒカゲは見られたが、ア サヒヒョウモンは目撃出来なかった。 再挑戦と2016年に今度は黒岳に登った。登 りはきつかったが、あの雪渓の恐怖を考えると コマクサ平には行きたくなかった。しかし、こ の年も出会いは叶わなかった。 「アアサヒヒョウモンならやっぱりコマクサ平 だよ」と言われたが、昨年も黒岳に登った。朝 9時過ぎまで雨が降っていて、頂上は晴れてい たが風がもの凄く強かった。3度目もダメだっ た。 年齢、体力を考え無理かなと思ったが、今年4 回目の挑戦をした。今年ダメなら、もう止めよ うと決意した。 ホテルの朝食を食べないで朝6時のケーブルカ ーに乗って、頂上を目指した。何度も休みなが らたどり着いた頂上は物凄い強風が吹いていた。 「去年よりひどいな」と気持ちが萎えて来た。 それでも最後の悔いがないようにしようと、な るべく風が吹かないような場所を探してみた。 いつもはたくさん飛んでいるコヒオドシも1頭 も飛ばない。歩き歩いてここと決めた。 2時間ほどは何も飛ばなかった。しかし、何と いうことだろう。曇り空が切れ、青空がのぞき 風も治まって来た。その時、登山道脇の草地に アサヒヒョウモンがひらりと飛来した。大きな 岩の上に乗って夢中でシャッターを押した。 そこは風衝地のようでじっと待つとまた、やっ て来た。岩の上から乗り出すようにしてアサヒ ヒョウモンとの対面をやっと果たしたのだった。 登山道に止まるものも見られた。ちょっと擦れ ていたがうれしかった。帰りは本当にきつかっ たが足取りは少し軽かった。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  アサヒヒョウモン       
2018年 07月 17日
炎暑の下界と打って変わって信州の高原は爽や かだった。前回来た時は濃霧に包まれていたが 絶好の天気で頂上近くの展望台からはアルプス がくっきりと見えた。 草原のあちこちからヒメヒカゲが飛び出したが ヒョウモンも我が物顔のように飛び交っていた。 気温が少し高いせいか、なかなかアザミなどの 花に止まらないが、観察すると多くはギンボシ ヒョウモンの天下だった。コヒョウモンモドキ でもいないかと期待したが、やっと草むらに止 まった小さなヒョウモンはヒョウモンチョウだ った。アカセセリはまだ少し早いようだった。 似た蝶はみんなコキマダラセセリだった。 少し早めに山を降り、昼食に蕎麦屋に寄った。 とてもうまいそばだった。 ちょっと寄りたいポイントがあったので行って みたがまったく見られなかった。その代りクル ミの木を叩くと、オナガシジミがぱらぱらと飛 び出した。5頭ほどいた。うれしい副産物だっ た。 もうひとつ気になるところにも行ってみた。も う夕方だったので目的のクロシジミは見つから なかったがホソバセセリが飛び出して来た。 3連休に事故渋滞が重なって帰宅は午前零時を すぎてしまった。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  ウラギンヒョウモン  ヒョウモンチョウ
 オナガシジミ      コキマダラセセリ   オオチャバネセセリ  ホソバセセリ  オオミスジ
2018年 07月 16日
先週は石垣島に行く予定を立てていた。 しかし、石垣島は厚い積乱雲で包まれ、激しい 雨が降っていた。上空を1時間半旋回、その間 2回着陸を試みたが、その度に機首を上げ急上 昇し、着陸出来なかった。結局那覇で給油し、 天候回復を待ったが悪天候は回復せず、乗客は 全員成田に”強制送還”になった。疲れ果て、翌 日から38度を超す熱が続いて寝込んでしまっ た。 何とか体調も少し回復して来たので、信州の高 原にヒメヒカゲを観察に行って来た。例年だと 7月20日頃からが適期で、ちょっと早いかな と思ったが、高原を歩くとあちこちからヒメヒ カゲが飛び出した。 今年はここも発生が早く今が適期のようだった。 メスも見ることが出来た。 アルプスの展望台として知られるこの高原は3 連休の真ん中とあって、かなりの人で賑わって いた。下界は37度を超す酷暑だったが、高原 を吹く風は爽やかだった。 HP 「蝶のいる風景」もどうぞ。  ヒメヒカゲ♂            ヒメヒカゲ♀    ヒメヒカゲの棲む高原
2018年 07月 03日
日曜日は早朝4時半にホテルを出発した。 きのうゼフィルスの撮影で多くの採集者に挟ま れて場所取りに苦労したので、今日は先乗りし ようと思ったのだ。5時前にポイントに着くと まだ誰もいなかった。脚立とリュックを置き、 採集者に意思表示をする。(?!) 10分もすると二人の採集者がやって来て携帯 の椅子とネットを置き周囲ににらみを利かせた。 でも5時ではまだジョウザンミドリシジミも飛 ばない。 やっと6時頃からジョウザンが僕と息子が陣取 った場所で飛び出した。横のネットマンが気に なるのか近づいてあわよくば採集しようと身構 えている。そっちに行くなよ、と願う。 段々採集者がやって来た。僕らは8時半までに ホテルの朝食に戻らなければならない。退去す ればすぐに採集者に捕まってしまうのだが、仕 方がない。 朝食の後、新しいところを開拓しようと思った。 良さそうな林道だったが蝶影は薄かった。 午後からまた最初のポイントに戻るかどうか迷 った末、キマダラルリツバメ撮影に会津に向か うことにした。キマルリはもう発生3週間目に 入っているし、昨日はすごい雷と豪雨だったそ うで傷んだ個体も多そうだがまだ、何とか大丈 夫そうだ。 まだ3時前だったが、取りあえずポイントに入 ってみた。すると女性の撮影者の方が、「ここ にいますよ」と手招きして下さった。近づくと ハルシオンの花にキマルリが止まっていた。ま だ尾状突起もきれいな美しい個体だった。 10数カット撮影していると、ポツリとやって 来た。たちまち、大粒の雨が降り出しすごい雨 になって来た。あわてて避難した。1頭撮影し たし、遠い帰りのこともあってこれで引き上げ ようと思ったが、息子が「もう少し粘ったら」 と言ってくれた。 40分ほど雨宿りすると、やっと雨が上がった。 嘘のようにカラリと晴れ、また戻ってみると、 すぐにキマルリが追飛を始めた。すばやく飛翔 しては止まって開翅する。少し痛んではいるが まだまだ美しい。 帰りの時間を気にしながら、キマルリとのちょ っと遅めの出会いを堪能したのだった。 HP「 蝶のいる風景」もどうぞ。  キマダラルリツバメ         
2018年 07月 02日
土曜、日曜と磐梯山麓に行って来た。妻、息子夫婦 の4人の蝶の旅である。あまり無理は出来ないので、 金曜日の夜車で出発、宇都宮で前泊し、福島に向か った。 ゼフィルスの採集が目的で蝶友のUさんにポイント 情報を事前に教えて頂いた。 午前6時にポイントに着いた。しかし、有名ポイン トとあって既にT屋の採集ツアーのネットマンが6 人、その他の採集者数人と主なところは採集者が陣 取り、肩身の狭い撮影となった。ちょうどゼフには 良い時期だと思っていたが見かけるのはジョウザン ミドリシジミがほとんどだった。 近くのホテルでパスタセットで早めのランチをすま せ、場所を変えて小さな林道に入って行った。木漏 れ日が所々射し込む空間があり、しばらく行くと小 さな沢沿いに開けた場所があり、ゼフが舞っていた。 ウラミスジシジミもひっそりと翅を休めていた。 近くにテニスコートもあり、この周りを一周してみ ると、ウラミスジ、ウスイロオナガシジミ、ウラナ ミアカシジミ、ウスイロオナガシジミなどが見つか った。 午後から活動が始まるエゾミドリを探そうと最初の ポイントに戻ってみた。エゾミドリらしいゼフが木 の上を飛び始め、少し観察していると突然雷鳴が響 き始め、雨が落ちて来た。あわてて車に戻り、ホテ ルに引き上げた。この日のゼフの観察ジョウザンが ほとんどで、アイノわずか、メスアカ、エゾは不発 でちょっと欲求不満だった。 HP 「蝶にいる風景」もどうぞ。  ジョウザンミドリシジミ     

アイノミドリシジミ?
ウラミスジシジミ
ウスイロオナガシジミ
ウラナミアカシジミ
アカシジミ
ミズイロオナガシジミ
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